梅仕事2018②紫蘇入れから土用干しまで(ビン干しも)
今年の梅仕事。
6月に梅を塩漬けにして梅酢をあげておいた。梅仕事2018 - 薪ストーブクロニクル
きれいに梅酢が上がったので、紫蘇を入れることにする。畑に自生えしていた赤紫蘇をうまく育てて、紫蘇漬けに使いたいと考えていた。
去年は頂き物の紫蘇をカラカラになるまで干してしまい、漬けるのに失敗した苦い経験がある。梅干しを漬ける~赤シソを仕込むのを失敗~ - 薪ストーブクロニクル
今年はその同じ轍を踏まないように気を付けた。
赤紫蘇は水洗いをしてから水気を切っておく。水気が残っているとカビの原因になってしまうので‥。しかし半日以上干すと今度は干しすぎて灰汁もなにも出なくなってしまうので、せいぜい半日までだ。
だいたい紫蘇(茎からはずした状態で)の重さの20%の塩を用意する。今回は紫蘇が85gほどだったので、塩は19gにしてみた。細かい(笑)。
まあ毎年のことなのであるが、紫蘇に塩をしてよく揉むと、紫色の灰汁が出てくる。
始めの2回は、この灰汁をぎゅーっと絞って出して、捨てる。
2回絞って灰汁を出した紫蘇に、漬けて上がってきた白梅酢を足すと鮮やかな色になる。
それを梅の上にのせていくのだ。
うっすらピンク色の紫蘇の色が梅に伝わっていく。
そして2日ほどたつと‥
見事に梅干しの色になっとる!
もちろん、これは梅酢が色付いただけで、梅はまだ黄色い。土用はとっくに過ぎたけど、土用干ししないとなー。
と思っていたら、さらにしばらくして、いい天気(というか世間的には猛暑なのだが、梅干しにとってはいい天気、という意味)の日に土用干しをすることにした。
ザルに、白浜旅行のときに貰った手拭いを敷いて、大梅を並べる。
恐ろしい暑さだが、こと梅干しにとっては恵みの晴天。
小梅は土用干ししなくてもいいので、瓶のまま干しておく
この梅干したちが、来年の夏の猛暑(かどうか知らないが)から、僕たちを守ってくれるはずだ。
何事もお金で解決せずに、自分でやってみて、自分の生きる力を育て、生活を自給する暮らし。
地味に継続中だ(笑)。