薪ストーブクロニクル

食とエネルギーの自給を目指して

トマト三種類の芽は出揃った

暑くなったり寒くなったり、一日ごとに冬と春が目まぐるしく入れ替わっていた四月。

あるときは雪や雹が降り、あるときは25℃を超える夏日となった。

 

そんな落差の激しい揺さぶりに、うちの夏野菜の苗たちは耐えられるだろうか、と心配していたのだが・・・。

 

なんのことはない。

大玉、赤いブラジルミニ、黄色いミニトマトのイエロートマト。

三種類のトマトたちはどんどん芽が出揃ってきた。

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もう少ししたら、形がよくて大きく成長しているものから順に、苗用のポットに土ごと移しかえる作業が待っている。これを「ポット上げ」という。そこでしっかり大きくしたら、いよいよ畑デビューだ。

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それにしても一緒に蒔いた青ナスと万願寺はどうしてこうも沈黙を続けるのか、と思ったけど、ここ2、3日の暖かさで、いよいよ土が盛り上がって芽が出そうになってきた。

あと数日で顔を出すはずだ。

甘夏ピールとマーマレードを作る

大量の甘夏をもらったので、奥さんが甘夏ピールとマーマレードを作ってくれた。

 

甘夏ピールは結構手間がかかるみたいで、晴れた日に2~3日外で乾燥させて出来上がりなんだけど、まだ乾燥が少し甘いかな?

その分、しっとりとしてとてもうまい。

ゆくゆくは、チョコレートをかけてチョコピールをつくる予定だ。

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本当はもう少し乾燥させたいけど、夕飯にエボ鯛の開きを焼きたいから、網から撤収させることに。そう、魚焼きグリルの網に並べて乾燥させてるんだね。

ふうむ。

なんとも凄みのある乾燥方法だ(笑)。

ちなみに魚焼きグリルの網は、きちんと洗ってあるのでピールには臭いは全く移っていない。念のため。

 

マーマレードもたっぷり作った。

マーマレード自体を作ることもさることながら、ビンの洗浄、乾燥、消毒が大変だったみたいだ。
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しばらくパンにつけるのに困らないだけの、マーマレードができた。

苦味が抑えられていて、すごくおいしい。

 

最近よく言われるようだけど、ミカンや甘夏などの柑橘類は、その薄皮や外側の分厚い皮と一緒に食べた方がいいみたい。

なぜかというと、柑橘にはたくさんのビタミンCが含まれているけど、ビタミンCは熱や空気にとても弱く、それだけを摂取してもうまく体内に吸収されにくい。だからミカンジュースとかを飲んでも、実はあまりビタミン補給にならなかったりする。

じゃあどうすればいいのか。外の皮や薄皮にはビタミンPと呼ばれるポフェノールがたっぷり入っていて、そのビタミンPの最大の仕事がビタミンCを壊れないように守ること。

だから柑橘の皮と実を一緒に食べると、ビタミンCが壊れることなくきちんと身体に補給されるんだって。

これって結構大事な情報のような気がする。

ミカンをまるごと生で食べるのは難しいけど、薄皮をなるべく剥かずに食べるくらいならできる。

そして、マーマレードとかピールっていうのは、その食べにくいはずの外皮が主役だからね。ビタミンPだってペクチンだって摂取し放題だ。

そのうえ、おいしいんだから、言うことないね。

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 これはもらいものの八朔。

薪ストーブ前史32 雨の薪場にキノコが生える

目下のところ、仕事が休みの週末しか薪仕事ができない。だから週末に雨が降ると、結構がっかりする。

それでも、大した作業もできないのに薪場に来てしまう。見渡すと、薪たちは雨に濡れて切ない表情を見せている。

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最近熱心に作っている、長さ20㎝ほどのとても短い小割りの薪。まだ置き場が決まっていないので、野ざらしで適当に積み上げている。そいつらが雨に打たれて、濡れそぼっているのだ。

 

 最近転がしてきた雨ざらしだった巨大な玉も雨でさらにずず汚く濡れている。そして、なんとキクラゲのようなぷるぷるしたキノコが生えてきてるじゃないか!

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これではちょっと分かりにくいのでもっと近寄ってみると・・・
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なんじゃこりゃー!

こんな木を燃やして本当に大丈夫だろうか?ちょっと心配になった。

 

ちなみに今の薪場の様子を定点観測しているアングルで撮るとこんな感じ。
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まだまだ割るべき玉が残っている。

早く割らないと!

焦りが募る、雨の日の薪場であった。

トマトの芽がどんどん出てくる。ナスと万願寺は沈黙。

ほんの数日前、大玉トマトの種がひとつだけポンっと芽吹いた。
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それから3日ほどの間に次々と芽が顔を出してきた。

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 うわー、一気に芽が出たなぁ。

 

こうやって見ると、野菜の芽ってのは本当にかわいい。

こんなか弱い芽が、真夏の灼熱の暑さに耐えながら真っ赤なトマトをいくつもの実らせるなんて、分かっていてもすごいね。

 

トマトは他の2種類のミニトマトも少しずつ芽を出してきた。

これ赤いミニトマト、ブラジルミニと
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黄色いイエロートマト。
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まだまだ小さい。

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 万願寺とうがらしと青なすは、まだ完全に沈黙したままだ。

 

引き続き、見守りたい。

フィスカースのIsoCoreハンマー斧が船で大量に運ばれてくるらしい

普段からフィスカースの斧を買ったりして非常にお世話になっている薪ストーブ通販のお店Hearth and Home暖炉屋さん。

そこで四月一杯まで期間限定セールをしているのを知ったのだが、これがなんとあの斧だったので、ものすごく気になっている。

FISKARS IsoCore ハンマー斧(36 インチ) | Hearth and Home...

 

FISKARSの最重量斧、IsoCoreハンマー斧だ。なんと15%OFF。
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この斧に関しては、ものすごく笑える使用レビューのブログがあるので、そちらを見てもらえればどんな斧が分かってもらえると思う。

「無垢の木ローコストハウス」についてのブログのはずがなぜか、薪ストーブのシリーズ「薪ストーブでいこう!」ばかりがどんどん更新されている謎のブログだ。

「近ごろ薪の割れが悪い‥‥」とお嘆きの貴兄に!FISKARS IsoCore ハンマー斧 | 無垢の木ローコストハウス

 

使いすぎると肩がパンパンになってしまうようなので、要注意だが、破壊力は申し分なさそう。

特に僕のようにお金を出さずになるべくランニングコストを抑えて薪集めをしようとしている人間にとって、割りやすい素直な木にぶつかることは少なく、むしろ割りにくい頑固な木をいただく方が多いので(それでもありがたい話なので、贅沢は言えない)、このような強力な斧がないと、楔かチェーンソーで危なっかしく切ることになる。

そんなことを毎日モヤモヤ考えているときに、渡りに船とばかりにこのセールのお知らせだ。先行予約してから輸入して船便でドンブラコっとやってくるらしいので、時間はかかるが、これは外せない!

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そういえば、同じフィスカースのx25を買ったときも、たまたまセールになっていたという事実が最終的に背中を押してくれて購入することになった。そして、使ってみて、本当にいい斧だということがよく分かった。

これはやはり、買えということなんじゃなかろうか。

とりあえず奥さんに相談だ。

相談しよう、そうしよう。