薪ストーブ始生代115 二年目の薪作りも大詰め
「電動の薪割り機、いいよー」
という、薪作りの知り合いの方からの悪魔のささやきをよく聞かされる(笑)。
節があっても、堅くなっても、ある程度のものなら電動の薪割り機でさくさく割れてしまうらしいのだ。いつかは必要になる日が来るのだろう。
さて僕はというと、斧と楔でせっせと手作業での薪作りを楽しんでいる。
もちろん、割れなくて苦労することも多いが、いまのところなんとかこなせている。まあ、いつ「手作業だけじゃ無理ーー」という結論に達するかは分からないが。
ともあれ、全く手探りだった一年目と違い、必要な薪の量もなんとなく分かってきた。前のシーズンに6立米ほど焚いたので、それを目標に薪の確保をするつもりだ。
まあ、そんなわけで少しずつ薪作りをしてきたわけだが、去年の台風で倒れたくぬぎの薪割りはいよいよ大詰め。
ようやくおわりが見えてきた。薪ストーブのシーズンを9月から次の年の8月まで、と便宜的に区切っているので、新しいシーズン(シーズン2ということになる)までに倒木のくぬぎの一群はなんとか全部割り終わりたい。
新しいシーズンを迎えるにあたってどれくらいの薪が確保できたか、ということについてはまた九月に改めて検証することにするが、さしあたってこのところ割り続けてきたコナラとくぬぎはこんな感じで積み上げてきた。
まずは堅くて堅くて割るのに苦難儀したコナラがこちら。
よく見ると、ちょっと怖い画像になっている(笑)。
薪棚左側の上部に薪ではない物が積まれている。拡大すると↓
・・・
そして6月いっぱいまでで割ったくぬぎがこんな感じだ。
おお、なんか壮観。
下の緑とのコントラストがいいですね。
ただの雑草だけど(汗)。
しかしまだまだ割るべき玉がある。
7月になっても暑い中ひぃひぃ言いながら割っている。
今日はこのくぬぎの玉を割ろう。
斧を振りおろす気分はこんな感じだ。
そして割る。
ばっかん。
この玉をひとつ割り終えただけで、一輪車がこれだけもりもりになった。
よく乾燥させれば極上の薪になるはずなので(ほんまかいな)、2~3日は焚ける量になったはず。
このくぬぎは違う場所に積み上げていっている。
残ったくぬぎの玉を全部割れば、このスペースがちょうど埋まるくらいのはずだ。
最近の薪活では、まだ少しネタがある。
一番最近作った薪棚。
その名も「薪棚三号機」
2部屋に分けて製作したのだが、右側には細い焚き付け材を詰め込み、左側は割るほど大きくない腕薪や、割るのがめんどくさい小振りの玉を突っ込んでいる。
そこにさらに軽トラでおかわりが届けられる(と言っても自分で運んでくるだけだが‥)。
軽トラで運んだ腕薪や玉を、さらに三号機に積んでいく。
はいちょっと増えたー。
もうすぐ薪棚三号機も目一杯だ。
薪棚一号機と二号機はずいぶん前にある程度埋まってしまっている。
↓一号機。
↓二号機
まだ割り残った玉は、くぬぎが15玉。ひのきの大きいのが10玉ほどだ。
8月までに、というか、8月は暑すぎて薪割りなんてしてられないだろうから、なんとか今月中にシーズンオフの薪割りを終えることができるだろうか?
来年の3月まで、奥さんや猫たちが薪不足で寒い思いをしないように、せっせと割るのだ。
ただそれだけだ。
とうもろこし、とうもろこし
今日から2018年の後半戦がスタートだ。色々あった半年だが、たぶんあっという間に夏が終わって薪ストーブのシーズンになるのだろう(笑)。
さて、そんななか、ふと気づくと、とうもろこしがいい感じに育っていた。
もうそんな季節なんだなぁとしみじみ。
試しに一本収穫して皮をむいてみた。
なんだかうまくいっているみたいだ。
虫食いもなく、そこそこ実もついている。
本当はもっとしっかり太らせたほうがいいのだろうが、少し早めに収穫した。
そこには深い理由が‥‥。
実は最近我が家の畑に猿🐒が出没しているのだ。
集団ではなく一匹だけなので、はぐれ猿かもしれない。
とにかくこいつがキュウリやら茄子やらを食べまくるのだ。
あげく、まだまだ未熟なとうもろこしにも手をつけ始めた。
それで、焦って収穫してみたのだ。
博打は成功。
4本収穫してみたが、なかなかうまく育っている。
収穫後のとうもろこしは、時間との勝負だ。なんせ、収穫した瞬間から甘さが目減りしていくのだから。いかにプロの農家が作った素晴らしいとうもろこしでも、収穫したてのものにはかなわない(気がする)。
さて、収穫した数分後には家の中に入ったとうもろこし。
皮をむいて切り揃えて、
沸かしたお湯にどぼん。
水から入れて、沸騰したら弱火で3分湯がく、と書いているサイトもあったので、それを参考に弱火で3分茹でた。
そして冷たい食塩水に浸してあら熱をとる。
冷めたら完成だ。
ほほーう。これはうまそう。
早速食べてみた。
あ、あれ。
ちょっと固かった(笑)。
ゆで時間が足りなかったか。
まあ甘さは充分。
ともあれ今年も無事にとうもろこしが食べられてよかった!
ジャガイモとニンニクの収穫
ジャガイモの種芋を植えたのが3月の後半だった。
「雨上がる。じゃがいも植える。猫草を収穫する。 - 薪ストーブクロニクル」
それから3ヶ月弱。
収穫にはやや早い気もしたが、虫の食害がひどかったので、先日、とりあえずジャガイモを少し掘ってみた。 すると、まあ、一応小さめではあるが芋が育っていたので、後日全部収穫することになった。
こちらはインカの目覚め。
黄色くて味わい深い。小粒なのがそもそもの特徴であまり大きくならないので、おそらくこんなものなのだろう。
こっちはアンデスレッド。
きれいな赤色だ。
葉に虫の食害はなかったので安心していたが、この赤じゃがは芋が何物かにかじられていた。
ついでに去年の秋に植えたニンニクも収穫した。
ふっくらして小粒のジャガイモより大きいくらいだ(笑)。ニンニクは大成功。
さて、じめじめした梅雨だ。
でんでん虫も跳梁跋扈している。
迂闊にも知らなかったのだが、どうやら薪ストーブの煙突掃除は梅雨までに行うのがいいらしい。梅雨の湿気で、煙突についた煤が湿気て煙突を傷めるかららしい。
ガーン( ̄▽ ̄;)
知らなかったなりーー。
まあ、どちらにせよ、梅雨の間は煙突掃除をする余裕もないので、しばらく後回しだ。
山では、一際目立つヤマボウシが見頃を迎えている。
おまけのサッカーコーナー。
今回のワールドカップ。
応援しているチームは、自分の国の日本代表と、先日からちょこちょこ書いているペルー代表、そして毎大会応援しているアルゼンチン代表の三チームだ。
始まるまでの予想では、日本はまあ苦戦必至。ペルー代表はそこそこいいところまでいくだろう、アルゼンチン代表は優勝するかも、という感じだった。
ふたを開けてびっくりだ。
まだまだ分からないが、日本は望むべく最高のスタートを切り、決勝トーナメントに進出する可能性もある。
ペルー代表はあっという間に敗退決定。
優勝候補のはずのアルゼンチンも崖っぷちだ。
なんてこった。
日曜日の試合はどうなるんだろう?
薪ストーブ始生代114 くぬぎの玉をおかわり!
ペルー代表の敗北にやや落ち込みながらも、不安だらけで観戦した日本代表の初戦は、大方の予想を覆して勝利をおさめた。いくつかのラッキーに恵まれたとはいえ、結果的に勝ちきったことは素晴らしいと思う。
前回大会で数的優位に立ちながらも勝ちきれなかったギリシャ戦が脳裡をよぎっていたので、なおさらだ。
まあ、日本の勝利のことはあちこちで書かれているだろうから、ここでいちいち書くこともないだろう。
本題に戻って。
薪割りの話だ。
割りにくくて仕方なかったコナラの玉を全て割り終えて、ホッと一息‥、つく暇もなくくぬぎをおかわりだ。
いま頻繁に割っているくぬぎは、素直な繊維で割りやすく、薪割りが楽しい。家の土場にあったくぬぎを割り終わり、一苦労したコナラも割り終えたので、茶畑山に軽トラのドミーを乗り入れて、くぬぎのおかわりをしにいく。
ここにあるくぬぎの玉については、以下のような経緯で置かれている。
「薪ストーブ始生代65 茶畑山での作業も大詰め③~最後の大物、斜面の長尺ものを玉切り&積む - 薪ストーブクロニクル」
去年の11月頃に倒木処理したくぬぎのうち、一番奥にあったものは、茶畑山に置き去りにしていたのだ。
雨ざらしになっていたはずなのだが、適度に森の木の枝が天を覆っていたからなのか、あまり汚なくならず、素敵な見目のまま同じ場所にいらっしゃった(笑)。
ただし、この場所に来るまでに、雑草がボーボーに生えていたので、刈り払い機で道を作るために刈り進めながら、この玉置き場までたどり着いたのだ。
一気に全ての玉を積み込んで、
ちょっと重量オーバーか?
まあ、大丈夫だろう。
家の土場に運び込む。
なかなかの量だ。
その後、さらに別の場所から、雨ざらしでほっておけないくぬぎ玉をさらに一山持ってきた。現状はこんな感じの量になっている。
割るべきくぬぎがこれだけあれば、「毎日斧でコツコツ」派の僕としては、2ヶ月コース。お盆前までかかりそうだ。まあ、ぼちぼち割るさ。
しかし、読者の中には、このブログ、去年の秋ごろからやけにたくさん、ほとんど無限にくぬぎの玉が出てくるなぁと思っておられる方もおられるかもしれない。
実際、倒木処理で貰えたくぬぎが5トンぐらいはあったんじゃないかと思う。
しかしさすがにこれで最後のおかわりだ。これ以上は欲しくてもない。もうおしまい。
割りにくくなったり、ボケてきたりするのであまり長い間玉の状態で放ってもおけないので、なるべく早く割り終えて、次の原木がもらえる日に備えたい(貰う気まんまんだ)。
ワールドカップ特別企画、くじけるなペルー
ワールドカップ。
まさかの初戦でのつまずきだ。
いや、日本代表の話ではなくて、ペルー代表の話だけど。
36年ぶり(つまり9大会ぶりか)に夢の大舞台に挑む南米ペルー代表。
しかし、ヨーロッパの中堅国デンマークにまさかの敗北を喫した。
かなり不利な状況にはなってしまったが、今後の展開はまだ分からない。
がんばれペルー。
くじけるな、ペルー代表!
ワールドカップ特別企画!がんばれペルー
ワールドカップロシア大会が開幕した。
サッカーのネタについて、時々書いてきている。
「サッカーの話 カテゴリーの記事一覧 - 薪ストーブクロニクル」
日本代表のことは、ありとあらゆるメディアで書かれているので、この場では最低限の言及にとどめる。
というか、初戦のコロンビア戦、恐怖しかない(笑)。応援するというより、祈るだけだ。
僕が予選から注目し、プレーオフの末、出場権を獲得したチームがある。南米のペルー代表だ。
ペルーはグループCだ。
同じグループには、優勝候補のフランス、そして欧州の中堅国デンマークと日本のライバルオーストラリアがいる。
先に試合があったフランス対オーストラリアはフランスが先勝した。
つまり、フランスが頭ひとつ抜けたわけだ。
そんななか、ペルーが2位を争うと予想されるデンマークとの直接対決が今晩いきなり行われる。
いきなりめっちゃ重要な試合やんけ。
ここで勝てば大きい。
逆に負ければいきなりピンチだ。
前回大会で日本がコートジボアール(「金の海岸」と言う意味の国だ)に負けて、いきなりピンチに陥ったのと同じ局面になってしまう。
さてどうなることやら。
ドキドキしつつ、吉報を待とう。
薪ストーブ始生代113 コナラの玉を退治した
とある現場でコナラの倒木を処理する時に出た原木を貰えることになった。
で、40センチに玉切りしたものを家の駐車場の土場まで運び込んだ。
40玉弱だ。
なかなか迫力がある。
まとまった数のコナラの原木を貰うのは人生初だったので、ちょっとテンションがあがった。なんといっても、コナラは薪の王様と言われているのだから。
で、コナラの薪割りが始まった。
しかし、コナラがそもそもそういうものなのか、それとも貰った原木が固くなっていたからなのか、とにかくこのコナラは割るのに大変難儀した。
たいした節は無さそうなのに、悲しくなるほど割りづらく、フィスカースのハンマー斧でさえ歯が立たず、やむなく楔を持ち出したりして、半ば意地になって割りまくった。
仕事帰り、家の駐車場に車を停めて、部屋にはいる前に毎日一玉、二玉、とコツコツ割っていって、徐々に徐々に玉を減らしていった。
そして先日遂に、すべてのコナラの玉を薪に割り終えた。
最近は小割りブーム、というか、燃焼効率を考えれば小割りがいいらしい、という情報を得て、なるべく細かく割ることを心がけていたので、余計に苦労したが、苦労した甲斐あって、なかなか素敵なコナラの薪になった。
今年の冬に焚くのはやや早すぎるだろうから、1年半ほど乾燥させて、来シーズン以降に使うことにしよう。
しかし、コナラって本当はどうなんだろうか。こんなに割りにくいのか、それとも、本当はバックリ気持ちよく割れるものなんだけど、僕が貰ったこのコナラに難があっただけなのか? 次にコナラを手に入れたときは、再び割り味を吟味してみたい。
ともかく、あの割りにくいコナラが終わって、ホッとしている(笑)。