薪ストーブ始生代⑩ さあ、初焚き!前編「ミケリア、危ない」
先日、ちょっと寒い日があって、9月だというのに今シーズンの初焚きを行った。
つまりファーストシーズンの始まりというわけだ。
気温は室温で21℃。
冬から比べれば全然寒くはない。
しかし、それまで夜中でも25℃以上あったことを考えると、肌寒く感じた。
奥さんからも今日はゴーサインが出た。
というわけで、焚き付けだ。
焚きはじめると早速白猫のミケリアが、覗きにきた。
こらこら、近寄ったら危ないぞ!
まだ焚き付け始めなので、ガラスも薪ストーブもほとんど熱くない。それをいいことにここまで接近する始末だ。
早い段階で、薪ストーブが危ないものだということを覚えさせないと、自慢の白い毛並みが茶色く焦げることになる。
焚いているのはネスターマーティンのS33という機種だ。焚き付け始めてから巡航運転になるまで一時間くらいかかる。
温まるのに時間がかかるので、焚き始めはこうして猫が触って大丈夫だ。逆にそれが心配だが。
他のメーカーの機種では、焚き付けが楽ですぐに温まるものもあるようなので、その点は羨ましい。たぶんうまく焚けば、30分くらいで巡航運転に入るのだという。
例えば、鋼鉄製のストーブなどはすぐに温度が上がるだろう。その分冷めやすい。
これはどちらがいいとか悪いとかいう問題ではなく、ライフスタイルや好みの問題だ。
時間があるときは、じっくり温度を上げるのも、素敵な時間の使い方だ。
サビ猫のごっすんも、薪置き場から興味津々で見ている。
なんちゅうクリクリの目だ。
うーむ、かわいいのぉ。
長くなりそうなので続きはまた明日。