原木椎茸の仮伏せ~冷やさないように、乾かさないように
原木椎茸を育てることにした。
前回、菌打ちをしたのだが、(原木椎茸となめこを育てる~きのこの菌打ちをする - 薪ストーブクロニクル)、そのまま下の画像のように家の北側の壁に立て掛けておいた。
そのまま放置するつもりだったのだが‥
よく調べたら、「仮伏せ」という作業をしないと駄目だそうだ。
仮伏せ期間中に、菌を打ち込んだ原木の中にまんべんなく椎茸の菌が回るようにしてあげるようだ。
このときに原木の真ん中に水分がありすぎると菌が全体に回らないそうで、だから菌打ちする前にある程度乾燥が必要なのだが、菌打ちをしたあとは、今度は木の表面を乾燥させないようにしないといけないらしい。
太陽が当たらなくて、雨がかかる場所が最適だそうだが、雨がかからない屋根の下に置くなら、適当にじょうろで水をあげる必要があるのだそうだ。
ふーむ。なかなか手のかかる作業じゃないか。
菌を打ったら、あとは放置しておけば、キノコがにょきにょき生えてくるのかと思っていたが、どうもそんなに甘くはないようだ。
さて、雨にもあてないといけないが、椎茸菌は摂氏5度以下だと活動が止まってしまうので、寒い地域ではなるべく暖かくしてあげると菌がよく回るらしい。
というか、「椎茸菌を活発に活動させるためにも、厳冬期の1月を避けて、12月か2月頃に菌を打ちましょう」ってしっかり書いてあった。
おもくそ1月に菌打ちしてしまったぢゃないか。
ということで、森林の環境に近い状態で暖かく過ごしてもらうために、杉やひのきの葉っぱを上に敷き詰めて、その上にさらに巨大な巻きすのようなものを被せて置いておくことにした。
表面が乾いたら水をあげたらいいようだ。
とりあえずしばらく、このまま様子を見てみよう。