薪ストーブクロニクル

食とエネルギーの自給を目指して

薪ストーブ前史46 松の薪割りに大苦戦

針葉樹だと思って完全になめていた。

 

玉切り後、放置されていた松がこんなに手強いとは思いもしなかった。

 

いや、正確に言うと、放置された針葉樹が割りにくいということは経験済みだったのだが、まさかフィスカースのIsoCoreハンマー斧でも歯が立たないとはさすがに想定していなかった。

 

強力な斧を何度降り下ろしても、北斗の拳ケンシロウがハートのお腹に拳を叩き込んだときのように、ボヨーンボヨーンと跳ね返されてしまうのだ。
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 仕方がないので、もう出番がないかと思っていた、薪割り用の楔を引っ張り出してきた。

持っているのは、グレンスフォッシュの薪割り楔とフィスカースのオレンジ色の小振りな楔の2本だ。

 

まずグレンスフォッシュのものを打ち込む。

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ふーむ、これだけでは割れないので、フィスカースのものも打ち込む。
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だいぶ亀裂が入った。しかし、まだ完全には割れない。

そして楔が二つとも玉に喰われてしまった(汗)。

 

こんなときは、小さめの薪を楔代わりにして使うしかない。

さらに2本の薪くさびを打ち込んで、ようやくひとつの玉を半分にすることができた。

 

いやー、松の薪割り恐るべし。

これは想像以上に苦戦しそうだ。