薪ストーブ始生代⑨柿の木を割ってみる
先日伐採して玉切りした柿の木。
それを家に運び、しばらくは手をつけられなかったのだが、ぼちぼち割り始めた。
なにせ、とんとご無沙汰だった生木の広葉樹だ。割るのが楽しみでしかたがない。
まずはこいつから。
柿の木は、というか果樹全般がそうなのかもしれないが、繊維が入りくんでいて割りにくいらしい。さてどうか。
はい、割れたー
水分たっぷりだ。やや抵抗があるが、きれいに割れた。
割れた断面が白くて美しい。これが生木の魅力だと思う。
断面を愛でながら、ゆるゆるりと薪を割る。
柿の木のクセのある繊維を感じる木もあった。
こんなのや、
こんなのだ。
確かに、乾燥が進むと、この手の絡み付いた繊維は、がっちりと結合してとても割りにくくなりそうだ。
柿の木、噂通りの木だった。
ただ、すぐに割るなら、普通に割れたので問題ないと思う。この辺はケヤキと同じだと思う。