薪ストーブクロニクル

食とエネルギーの自給を目指して

薪ストーブ始生代65 茶畑山での作業も大詰め③~最後の大物、斜面の長尺ものを玉切り&積む

茶畑山を片付けていて、最後の最後まで残った原木。

傾いたくぬぎを斬り倒して120㎝~160㎝の長さに切った状態で放置していた。

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いかんせん、木自体が太めで、重く、しかも足場の悪い斜面に転がっていて、動かしにくかったのだ。

軽トラではアクセスできない、少し遠目の場所にあったのも、後回しになった要因だ。

 

まあ、とにかく40㎝の長さに玉切りして、広場まで持って降りよう。

 

これはちょっと分かりにくいが、上からチェーンソーを入れて、転がしたもの。
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ここに下からチェーンソーを突っ込んで、いわゆる「突っ込み切り」というのをする。


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地面についた原木を上からそのまま切り落とすと、刃が土を切ることになってしまう。

さりとて、ジャッキであげるには、短い、そして足場も悪い。それに仮にジャッキで上げても、原木も短くて、つんのめるような上がり方しかしない。

 

ここはひとつ、教科書にしている「薪ストーブは燃えているか」のblogで覚えた、玉切りの方法を試してみよう。

玉切り - 薪ストーブは燃えているか

チェーンソーは土を切ると、あっという間に刃こぼれをする。

しかし、原木がものすごく重いと、持ち上げるのすら困難だ。

ある程度長さがあれば、ティンバー

ジャッキで上げればいいが、今回はそれもやりにくい。

「突っ込み切り」は見えない場所にバーを文字通り「突っ込んで」上に切り上げるので、慣れないうちは結構怖い。

 

しかし気がついた斜面に、くぬぎの玉川上水、ではなくて、くぬぎの玉がゴロゴロ出来上がっていた。

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斜面の下から見上げるとこんな感じ。
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自画自賛だけど、なんかちょっといい絵だ(笑)。

 

斜面から切り出してきた玉は全部でこれだけ。40玉弱くらいだろう。
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ああ、腰、いた。