畑で育つ秋の恵み
久しぶりに畑の記事。
今年の夏野菜はプロの農家でも苦戦したみたいだが、ご多分にもれず、僕の畑も大苦戦だった。
キュウリやインゲンなどの比較的簡単な野菜でさえ、猛暑と水不足で次々枯れていき、乾燥に強いはずのトマトも、不作に終わった。
そんな中でもモロヘイヤとツルムラサキは健闘したのだが(笑)。
さて、秋になって我が家の畑は元気を盛り返してきた。
これが今朝の収穫物だ。
って、なまじっかカゴ盛りすると逆に分かりにくいか。
テーブルに広げてみよう。
柔らかそうな青ナスが4本。
大根の間引き菜。
そしてリーフレタスが三種類。
今日の夕食は、ナスたっぷりのトマトソースのパスタとリーフレタスのサラダに決定だ。
明日の朝の味噌汁に間引いた大根葉を入れよう。
畑の野菜を中心に据えて献立を考えられるのは、家庭菜園の醍醐味だし、薪作りに負けないくらい魅力的な暮らしの在り方だと個人的には思っている。
まだまだ食糧を自給するなんてレベルには程遠いけれど、のんびり楽しんでいこう。
なにせ去年はこの時期の巨大台風に畑が襲われて、地上にある野菜やその芽が全滅させられた、という痛ましい事件があった。
それと比べると、今年の秋冬野菜の順調なことは、ちょっと怖いくらいだ(笑)。
少しだけ今の畑の様子を紹介しておこう。
まず虫除けネットの中から。
見にくいけど、リーフレタスと白菜が植わっている。
虫除けネットの中は、他にもキャベツ四種類と青いリーフレタス、菊菜やほうれん草などが育っている。
こちらは種から育てたサニーレタス。
予想外にうまく育ったので、あちこちに定植した。たくさん採れて、食べまくりたい。
去年は台風にやられた大根も、今年はすくすく。
食べられる時期を長引かせるために、播種時期を2週間ずらした。
上段が早く蒔いた方で、大根葉はかなり大きく育ってきた。もちろん、収穫はまだまだ先だが。
順調にいけば、たくあんも漬けてみたいが、さあどうなることやら。
そして、去年種取りをして育てている固定種の青ナス。
誤解していたようなのだが、青ナスの旬はどうやら9月から今ごろにかけてのようだ。
9月半ばごろから急激に採れはじめた。
まだまだ実をつけているので、来月まで楽しめそうだ。
※もしかしたら、10月にしては思いの外暖かい気温のおかげかもしれない。
寒波が来ては、さすがにナスが育つのは難しいだろう。
今の畑はこんな感じだ。
巨大に生長した里芋もそろそろ収穫適期かもしれない。
どんどん収穫がはじまる(予定の)冬野菜が楽しみだ。