異常発生か?蛭に怯む5月
なかなか、普通の日常生活で蛭を見ることなんてなかった。
昔、下川祐治という旅行作家が「十二万円で世界を歩く」、という本を出していて、そのなかでインドのラダックを12万円で目指すという超絶に無謀な話が載っていたが、そのなかで、下川さんが蛭に怯みながらラダックを目指していたのを、「そうかー、ラダックを目指すなら、蛭なんつうもんも避けてとおれないのかー」としみじみ思いながら読んでいたものだ。
いやー懐かしい。
なかなか面白い本なので、絶版になっていなかったら、ぜひ読んでみてくださいませ。
さて、そんな非日常の話だと思っていた蛭が、今年異常発生してないか?
毎日のように見るんだが。
で、先日は犬の飲み水のボウルの底にこんなやつがついていた。
しばらくほとぼりが冷めるまで丸まって待機。
で、危険が去ったと思ったらせっせと動き出す。
よいしょ。
よいしょ。
なんつー気持ち悪い動きだ。
蛭は、血を吸いだすと、血液が固まらない酵素かなにかを傷口に注入するから、蛭にやられると、全然血が止まらないらしい。
鼻付近に蛭がにょろにょろと蠢いていた。
もののけ姫のししがみ様か何かか?たたり神?
こんなやつね。
うちのわんこがこんなことになって、ショックだった。
そして、えらく気持ち悪かった。
今年は本当に蛭が多い。
みなさま、お気をつけあそばせ。
特に、雨の後などは。