薪ストーブカンブリア紀⑥ 舌の根も乾かないうちに理論~初焚き
これでは「焚かない焚かない詐欺」だ。
話は三日前にさかのぼる。
その日の早朝、今年の初焚きはいつになるだろう、という記事をアップした。まだ朝方の冷え込みも大したことがないので、しばらく焚かないんじゃないかな、とほざいていた。
数時間後。
雨なので家で過ごしていると、なんか肌寒い。
えらく肌寒い。
太陽が出ていないので、室温は朝から18~19℃と変わらない。
「・・・」
「・・・」
「焚くかーー」
というわけで、舌の根も乾かないうちに、今年の初焚きは10月25日に決定した。
そうと決まれば、早速着火準備だ。
昨シーズン後半から採用している上から着火方式に組んで、マッチを1本擦る。
キタキタキターーー!
久しぶりに眺める、薪ストーブの焔。
やっぱりええのお。
ストーブが温まるやいなや、猫たちが集まってくる。
まず、白猫のミケリア。
そして遅れて、サビ猫のごっすんもやってきた。
そうそう、この光景。
まさしく、焚かない焚かない詐欺。
去年も遅焚きについて記事を書いていたのに、「薪ストーブ原生代⑮ 遅焚きのすすめ - 薪ストーブクロニクル」
そのすぐあとに初焚きをしていた。
結局、そんなものなのかもしれない。
初焚き以来、また暖かい日が続いているので、焚いたのはその一日だけ。
もちろん、本格的なシーズンはこれからなのだ。
さあ、忙しくなるぞー。