薪ストーブクロニクル

食とエネルギーの自給を目指して

おすすめ薪ストーブメーカーランキングベスト30その①~隠れた名機や素朴な国産薪ストーブ編~

薪ストーブの世界はあまりに奥深く、そして険しい。そして驚くほど種類が多い。

薪ストーブの愛好家はもちろんの事、薪ストーブショップの経営者であっても、日本に存在するすべての機種を焚いたことがある人なんて存在しないんじゃなかろうか?

 

その理由は実に簡単で、薪ストーブは

①高価で

②寿命が長く

③おいそれと買い換えることができない

からだと思う。

 

一年に一つずつ機種変更をする、とかそういう携帯電話のようなこともできないし、2台持ち、3台持ち、という荒業も、普通の家庭では不可能だ。家に煙突をぼこぼこ立てるわけにもいかないしね。

しかし、この世界にはあきれるくらいたくさんの薪ストーブメーカーが存在し、あきれるくらいたくさんの機種を製造して凌ぎを削っている。

そして一旦家に 導入すると、自分の薪ストーブを基準にしてさまざまなことを考えるようになるらしい。

そんなわけで、薪ストーブの世界にはランキングなんてものは存在しにくくなっているのだ。公平かどうかという以前に、仮に自分の勝手な判断でランキングを作ろうとしても、漫画やCDのように自分ですべてのものを読んだり、聴いたりすることができない以上、順位のつけようがないのだ。

 

しかし、それでも読んでみたい。薪ストーブランキングの記事が‥。ないものは自分で書くしかない。というわけで、妄想と各種カタログスペックと少しの体験と想像力を総動員して、書いてみましょう、薪ストーブランキングベスト30!

ベスト100とかベスト50とか行きたいところだけど、いくらなんでも多すぎるし、メジャーもマイナーも織り交ぜつつ、30機種を一気にご紹介!

なお、基本的に暖炉は選考対象外としたこと、そして1メーカーから1機種にしぼる、というルールで選びました。

かなり長文ですが、そしてあくまでも独断と偏見だらけのランキングですが、鼻で笑いつつ、どうか読めるところまで読んでくだされ。

 

第30位 コンコード(マジェスティック社)
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 アメリカのストーブ独特のフォルムを持ったクリーンバーン方式の薪ストーブ。はじめの頃はアンコールと外観がそっくりで見分けがつかず、同じストーブだと思っていたが、実は違った。

バーモントキャスティングのアンコールの画像はこんな感じ(カタログより)。
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横から薪を入れられるサイドローディングのドアがついているのと横の模様やガラスの格子などが微妙に違う。とはいえ、パッと見、同じものでしょって思ってしまう。

このコンコードはアンコールより20万円くらい安い上に代理店が値引き交渉に応じてくれるらしいので、かなり導入コストが低く抑えられる。ありがたい話だ。ただし、二重構造になった天板では、お湯が沸きづらい、との噂も。

このストーブ、現在ではダッチウエストで取り扱っているのだが、もともとはカナダの超大手ストーブ会社マジェスティック社から出ていて、ダッチウエストがマジェスティクの傘下に入ったという大人の事情があって、どのメーカーの機種か、とかそういう線引きが曖昧のようだ。

とりあえずここでは、手元にあるカタログに従ってマジェスティック社の取り扱いストーブということで載せおいた。詳しいことをご存じの方がおられたら教えてくださいませ。

コスパ ☆☆☆☆

デザイン☆☆☆

機能性 ☆☆☆      

 

第29位 イセッタクック(ノルディカ社)

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おしゃれなデザインが日常に転がり、老若男女誰もがモデルのように素敵に見える国、イタリア(ほんまかいな)。

そんな国の薪ストーブはこれまた実に洒落ている。ヨーロッパでは南に位置する温暖な土地柄、あまり薪ストーブメーカーは知られていないが、このノルディカというストーブメーカーはクッキングに威力を発揮する薪ストーブが多く、このイセッタクックという薪ストーブも外観は暖房用の薪ストーブだが、料理を楽しみたい人におすすめできそうだ。

30万円台と価格もそれほど高くないので手が届く薪ストーブかもしれない。

トーブ上部の穴の空いた謎の鉄板は、料理に使用しないときにストーブトップが汚れないようにする蓋だそうだ。

 

もっと本格的なクッキングが楽しみたい人にはファーロクック(FALO COCK)という、ものすごくオシャレで本格的なクッキングストーブもある。

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ガラス張りでスライド式のオーブンドアなどは、薪ストーブであることを忘れそうだ。

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どうしてこんなにいいストーブが29位なんだと聞かれても困るが、あえて言えばオシャレすぎて薪ストーブのワイルドなオーラがないのが少し好みと違うから、なのかもしれない。

 コスパ ☆☆☆

デザイン☆☆☆

機能性 ☆☆☆☆

 

 第28位 シェーナ(ライカ社)

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中央ヨーロッパオーストリアから届く、まるで暖炉のような薪ストーブ、シェーナ(SCENA)。

ライカ社というメーカーが製造しているが、カメラで有名なライカとは別会社だ。スペルが全く違う。カメラのライカはLeica。薪ストーブのライカ社はRIKAである。

ワイド画面のテレビのようなオシャレなシェーナ、ストーブ本体が100万円近くするため、ちょっと庶民(?)には手の出ない高級機種だが、許されるならちょっと自宅に置いてみたい気もする。ただ自分の家の所帯染みた家具と調和させるのはちょっと難しいかもしれない(笑)。

そして、ストーブトップでお湯を沸かすことなど、そもそも設計思想にないと思われる。

こういうストーブは、インスブルックとかリエンツとかそういうオーストリアの山あいの美しい町の邸宅で、遥かヨーロッパアルプスを横目に焔を眺めるのが正しい焚き方だろう。

コスパ ☆☆

デザイン☆☆☆☆

機能性 ☆☆

このRIKA社、ヨーロッパで初めてペレットストーブを販売した事でも知られていて、どちらかというと斬新なデザインのペレットストーブで有名である。こんな左右非対称のペレットストーブも販売している。TOPOという機種だ。

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洗練され過ぎていてもはやストーブに見えないが、モダンな建築にはピタリとハマるのかもしれない。このトーブにも 天然石がたっぷり使われていて蓄熱性が高そうだ。そしてめちゃめちゃ重そうだ。

 

第27位 HTC50-TX(ホンマ製作所)

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ここに来て日本の薪ストーブが登場。日本製薪ストーブの雄、ホンマ製作所の国産薪ストーブである。

しっかり肉厚の鋳物で作られた重厚なストーブは部屋も問題なく温まり、ユーザーも多いようだ。しかもこのストーブに関しては価格も10万円を切るという素晴らしいコストパフォーマンスを見せている。お手軽に本格的な薪ストーブを導入したい方には、ぜひ選択肢の一つに加えてみてはどうだろうか?

ただ、国産薪ストーブとは言っても実際の生産国が中国なので、ちょっと心配する声もないではない。そこは選ぶ側の考え方だ。その分、価格は低くおさえられる。

ホンマ製作所では、このHTC50-TXだけでなく、HTC60-TX、HTC80-TX、HTC90-TXと数字が多くなるに従って暖房能力が高まる複数のサイズバリエーションがある。一番大きい90のものでは、50㎝の薪が入り75坪までの空間を温めることが可能だとのこと。素朴なデザインには好みもあるだろうが、焚いていれば愛着が湧きそうな気がする。

コスパ ☆☆☆☆

デザイン☆☆

機能性 ☆☆☆

 

ホンマ製作所では、ノスタルジー溢れる「ダルマストーブ」も販売してる。DM700-TXというのがそのストーブだ。

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古民家や町家などレトロな家に似合いそうな佇まいだ。

 

第26位 オズバーンマトリックス(SBI社)

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北米のカナダは、国土のかなりの部分が北極圏に位置する非常に寒い国なので、当然薪ストーブ会社もたくさんあるだろうと思っていたが、実際に耳にする頻度は少なかった。そこで調べてみると、やはりずいぶんたくさんのメーカーが凌ぎを削っていることが分かった。

このSBI社の他、以前もブログで紹介したリージェンシー社もあり、他にも何社か存在する。もちろん、日本で手に入るストーブに限定して、という話だ。現地にはもっとたくさんのメーカーがあるにちがいない。

 

英語を話す人が大多数を占めるカナダの中で、日常的にフランス語が話されるなど、独特の文化を持つケベックシティーに生産拠点を持つこのSBIという会社もそんなカナダのストーブ会社の一つ。ケベックの街の気質を反映してか、独特の進化をとげた薪ストーブがラインナップされている。

寒い国ならではの、ソープストーンによる蓄熱性と保温性、そして温まりやすさを考慮した対流機能を搭載して、圧倒的な暖房性能を実現している。ストーブの背後にコンベクションファンというものを取り付けることができて、そのファンが室内に素早く暖気を送り込むというハイテクぶり。

トーブ上部だけでなく側面にも規則的に配置されたソープストーンがいかにも暖かそうだ。価格はそこそこするが、手が出ないほど高くもない。素早く大きな空間を温める必要がある寒い地域にぴったりのストーブではないだろうか。

コスパ ☆☆☆

デザイン☆☆☆

機能性 ☆☆☆☆

 

第25位 キューブフレームTypeA-2(日鉄工営)

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 なんとも愛くるしい姿の、国産薪ストーブである。日鉄工営という会社が製造している。薪ストーブを紹介するサイトができたのが2012年とのことなので非常に新しい薪ストーブだ。

日本の気候風土を考えて作られたストーブで、針葉樹を焚いても問題ないように鋼鉄製のボディーを持ち、コンパクトなサイズなのに60㎝もの薪が入る細長い構造が特徴だ。ここまで長い薪が使えると薪割りがとても楽になりそうだ。

シンプルな構造で、二次燃焼機能がついていない機種もあるが、このTypeA-2はクリーンバーンでガラスクリーナーの機能もついた、グレードの高いものだ。カラーバリエーションも豊富なようなので、好みに合わせた機種選びが楽しめそうだ。

 

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 こちらは外気導入ができるTypeCという機種。緑色のフレームも悪くない。

パッと見、何かの動物に見えませんか?アフリカのサバンナにいるサイみたいですね。

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 コスパ ☆☆☆

デザイン☆☆☆☆

機能性 ☆☆☆

 

第24位 ESSE PLUS1(エッセ社)

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 イギリスの老舗暖炉メーカー、エッセ社のレトロなクッキングストーブ、「エッセプラス1」はパッと見た感じは薪ストーブに見えない。

キッチンに置かれた何かの家具のようだけど、棚なのか、オーブンなのか..。アンティーク調の外観はレトロでおしゃれだ。

しかしこのストーブ、火が見えないんじゃないの?という疑問もあるかと思うが、心配ご無用。真っ白のドアを開けるとこんな感じ。

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ドアの次に耐熱ガラスがある二重トビラ構造になっている。悪くないですよね。

下のドアは高火力のオーブンである。全体がホーローでコーティングされているこのストーブ、なんとカラーバリエーションは20色!この薪ストーブをメイン暖房にするのは色々大変かもしれないが、もし2台持てるならキッチンにははぜひこの薪ストーブを置きたい。そんな風に思う、グッドデザインな薪ストーブだ。

コスパ ☆☆☆

デザイン☆☆☆☆☆

機能性 ☆☆☆

 

 さてこのイギリスのESSE社にはひとつ忘れてはいけない以下のようなエピソードがある。

東日本大震災に関する当社の活動 | グランビルについて | 薪ストーブ・暖炉・住まいのグランビル

要約すると、2011年3月11日に東日本大震災が発生したとき、まだ春遠い東北に小型の薪ストーブ「キャンプエッセ」をイギリスから20台送ってくれたのだ。さっそく避難場所などに設置し、調理や暖房だけでなく被災者の気持ちまでも温めたという出来事があったのだ。

薪ストーブを愛するユーザーであれば知っておきたいエピソードだと感じた。さてその時エッセ社から送られたものを改良して私たちが普通に設置できるようになった改良型がこのCampesseDX(キャンプエッセデラックス)だ。

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 めっちゃ実用性高そうな素敵なストーブが送られてきたんですね。ありがとう、エッセさん。これは見るからに野外薪ストーブのような使われ方をしているけど、どうやら普通に室内に設置しても大丈夫なようだ。

全然関係ないけど、よく見るとフィスカースの斧がさりげなーく置かれてる。やっぱりかっこいい!

 

第23位エクスプローラ Ⅱ(クアドラファイア社)

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アメリカ発、非常に燃焼性能が高いことで知られるクアドラファイアの薪ストーブが登場。

薪ストーブ店のメトスさんのカタログにもアイルロイヤルというストーブが取り扱いされている。これはクリームバーン方式でありながら、天板から薪を入れられるトップローディングを採用している珍しい機種だ。しかし残念ながらこの薪ストーブは現在製造中止になってしまったようだ。

↓アイルロイヤル
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 さて、このクアドラファイアの薪ストーブ「エクスプローラ」はダッチウエストジャパンで取り扱っているようだが、その特徴はなんといってもクアドラバーニングシステムと呼ばれる4次燃焼システムによる、環境に優しい排気だ。

1次燃焼は主燃焼、2次燃焼はエアーカーテン、3次燃焼はバッフル下部の吸気管からのエアー、4次燃焼はバッフル上部で、と何度も排気が燃焼されることで、クリーンな煙となって煙突から出ていくという仕組みだ。もちろん、排気システムには色んな呼び方、方法があるので、どの燃焼方式が一番よいということは、一概には言えないが。

コスパ ☆☆☆

デザイン☆☆☆

機能性 ☆☆☆☆

 

第22位 パシフィックエナジー(パシフィックエナジー社)

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パシフィックエナジーはカナダに数多ある薪ストーブメーカーの中でも日本で比較的よく知られたメーカーだと思う。薪ストーブ専門の会社ではなく、総合暖房メーカーだそうだ。

写真のストーブは、会社名がそのままストーブの名前になっている看板モデル「パシフィックエナジー」である。この機種に限らず、パシフィックエナジー社のストーブに共通して言えるのは、炉の部分を鋼鉄製にして温まりやすくし、その外側を鋳物で取り囲んで蓄熱製をあげるというハイブリッド構造だ。燃焼方式も独自のクリーンバーン方式、その名も「フローティングファイヤーボックス」というらしい。ネスターマーティンのウッドボックス方式と似たものなのだろうか?詳しくは分からないが、おそらく炉内の気密性を高め、少ない空気で薪を燃やす、ということなのだと想像する。

コスパ ☆☆☆☆

デザイン☆☆☆

機能性 ☆☆☆☆☆

 

上位機種にオルダリーというモデルもある。これもデザイン、機能ともほぼ同じで、サイズがかなり大きくなり暖房能力が高くなっている。パシフィックエナジーにあるような艶のある足などの独特のカラーリングはこの機種にはないので、個性を出したい方はパシフィックエナジーというモデルを選ばれた方がいいだろう。

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 ↑渋さが際立つオルダリー。

出し入れ可能なスウィンギングウォーミングシェルフという機能も装備。料理の保温などに抜群に役立ちそうだ。もちろんお湯もグラグラ沸くようだ。素晴らしい薪ストーブじゃないか!こだわりが詰まったパシフィックエナジーの薪ストーブ、取扱店が少ないのが弱点かもしれないが、選択肢に入れておきたい逸品だ。

 

第21位 Stupenda(ピアツェッタ社)

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 ここで再びイタリアの薪ストーブが登場。まるで赤いカブトムシのようだ。

その最大の特徴はその赤い甲羅‥、ではなくてストーブ本体の回りの赤い外装にある。これは実はマジョリカ陶器と呼ばれる焼き物でできているのだ。鋼鉄製、鋳物製、ソープストーンなど様々な素材を使った薪ストーブが登場したが、ついに陶製薪ストーブが!

あとは登場していないのはレンガでできたブリックストーブぐらいだろうか?

 

さて、ハンドメイドのマジョリカ陶器は、使用していくと表面に細かい亀裂が現れてくるらしい。一見するとホーロー仕上げのように見えるが、そんな風に亀裂が現れるところなんかはホーローとは全然違う。

そしてストーブの作った熱を陶器が蓄熱し、さらにその熱を均一に拡散させることができるという大変優れた素材なのだ。少し心配なのは強度だ。夫婦喧嘩とかして硬いものが誤って薪ストーブの方に飛んでいって陶器が割れないだろうか、とか余計な心配をしてしまう。まあ、きっとこんな素敵な薪ストーブで暖められた部屋で喧嘩なんかするわけないんだろうなぁ、だから心配ないんだろう。

価格はこのゴージャスな外見から予想がつく通り結構なものだ。サイトによると税別で73万円とのこと。

コスパ ☆☆

デザイン☆☆☆☆☆

機能性 ☆☆☆

 このピアツェッタという会社、メインは高性能なペレットストーブなのだが、他にも個性的な薪ストーブのラインナップがある。たとえばE905という小型薪ストーブは価格も比較的お手頃で陶製薪ストーブの良さを堪能できる機種になっている。

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 ↑E905は36万円と、他のものよりお手頃価格。

 

まとめ(第30位~第21位まで)

30位から21位までのランキングを見ていただいた。色々調べているなかで思った率直な感想は「それにしても、薪ストーブメーカーって、めちゃくちゃたくさんあるなぁ」という実もふたもないものだった。

バーモントキャスティング、ネスターマーティン、モルソー、ヨツール、スキャン、ドブレなどなど‥‥。薪ストーブ屋さんに行って貰えるカタログだけでも、ものすごい種類だったが、それ以外の隠れた素晴らしいストーブが本当にたくさんあるんだと分かった(別に隠しちゃいないだろうけど)。

選択肢は実に広い。広すぎるくらいだ。これから薪ストーブの導入を考えている方は、有名なメーカーのものだけにとらわれず、本当に自分が理想としている薪ストーブはどのメーカーのものか、探すきっかけになれば嬉しい。そして、ここに書いてあることを鵜呑みにせず、自分で調べ、そして実際に実物を見てじっくり選んでほしいと思う。

すでに薪ストーブを導入している皆さんは、自分の家にある機種やメーカーが一体何位なのか、色々突っ込みながらこの次もおつきあいいただけたら幸いだ。この30位から21位までに出てきた、ちょっぴりマイナーな薪ストーブを焚いている方は割合からいくと少な目だと予想しているが、さてどうなんだろうか?(つづく)

 

第20位~第11位まではこちらから

 おすすめ薪ストーブメーカーランキングベスト30その②~世界各国の個性豊かな薪ストーブたち~ - 薪ストーブクロニクル

 

第10位~第1位まではこちらから

おすすめ薪ストーブメーカーランキングベスト30その③~いよいよトップ10の発表!~ - 薪ストーブクロニクル

 

※ ストーブ画像出典

第30位コンコード(Majestic)..ときめき暮らし研究所さんのページより

マジェスティック薪ストーブ!コンコード薪ストーブ販売店【ぽかぽか村】

第29位イセッタクック(NORDICA)..アドヴァンさんのページより

ISETTA COOK | 薪ストーブ・暖炉の販売ならアドヴァン - ADVAN STOVE

第28位シェーナ(RIKA)..エンフリーさんのページより

RIKA(ライカ)薪ストーブ| 埼玉県・群馬県・東京都の薪ストーブ住宅コンサルティング「エンフリー」

第27位HTC50-TX(ホンマ製作所)..ホンマ製作所さんのページより

薪ストーブ | 株式会社ホンマ製作所 | 薪ストーブ・ペレットストーブ

 第26位オズバーンマトリックス(SBI社)..DLDさんのページより

オズバーン マトリックス | 薪ストーブのDLD_火のある暮らしを楽しもう

第25位キューブフレーム(日鉄工営)..日鉄工営さんのページより

製品紹介|キューブFLAME|日鉄工営株式会社

 第24位ESSE PLUS1(ESSE)..一枚目、ストーブstyleさんのページより

ESSE PLUS 1 | 薪ストーブStyle

二枚目、輝スタッフdailyさんのページより

輝スタッフdiary: グランビル桑名とグランビル滝原訪問

三枚目、グランビルさんのページより

 ESSE CampesseDX(キャンプエッセデラックス) | ESSE社 | 薪ストーブ・暖炉・住まいのグランビル

第23位EXPLORER Ⅱ(Quadra Fire)‥ダッチウエストさんのページより

薪ストーブならダッチウエストジャパンへ。職人が徹底品質管理

 第22位PacificEnergy,ALDERLIA(PacificEnergy)‥薪ストーブStyleさんのページより

パシフィックエナジー | メーカー | 薪ストーブStyle

第21位 stupenda(piazzetta)‥薪クラブさんのページより

薪クラブ本店 薪ストーブ ピアッツェッタ Stupenda