薪ストーブ始生代56 薪ストーブでパンを焼く
何回も焼いた薪ストーブピザは、いつもとても美味しくて、また食べたいなぁという気持ちになるのだが、パンは焼いたことがなかった。
とある深夜、いつものように薪ストーブピザを作ったあとでピザ生地とトマトソースが残ったので、奥さんがトマトソースとベーコンを巻き込んだパンをおもむろに焼き始めた。
炉内はすでに燠だけになっており、ピザ用の台の上にパンを置いて焼いたら、下の方がやや焦げ始めたので、生焼けかもしれないけど、とりあえず取り出して次の日まで置いておいた(らしい。というのも、僕はお酒の飲みすぎで早々に寝てしまって、この辺りのくだりは知らないからだ(笑))
さて、次の日、生焼けかもしれないと不安に思いながら切ってみると、中までしっかり火が通っている。
パッと見は美味しそうだ。
で、実際の味はどうだったかというと、普段焼いているホームベーカリーのパンとは比べ物にならないくらい美味しかった。
薪火で焼いたパンは、ここまで美味しくなるのか、とかなり驚いた。
さらにその次の日も残りを食べたのだが、いつまで経ってもパンの美味しさは変わらなかった。
焼き立てではないパンにここまで感動することはなかなかないと思う。
いろんなバリエーションのパンを焼いてみたい。