薪ストーブクロニクル

食とエネルギーの自給を目指して

薪ストーブ始生代86 木屑を燃やす~チェーンソー屑(おがくず)を燃料に再利用

チェーンソーを使って木を切ると、必ず出るのがこの木屑。

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刀でスパッと切るわけではなく、ソーチェーンで食い込ませて、削るように木を切断するわけだから、ソーチェーンの幅分だけ木が削り取られるわけだ。

その削られた部分が木屑になる。

当たり前ですね。

 

でも、その木屑も木なので燃えるのだろう。燃えるものは焚かないとなんとなく勿体ないだろう。

 

薪ストーブにそのまま放り込むと、バラバラになってしまって効率よく燃やせない気がするので、ちょっと野外ストーブを使って実験してみた。

木屑を新聞紙でくるんで、燃料になるかを観察してみるのだ。

 

チェーンソー屑燃料の作り方

①新聞紙の上に木屑を適量乗せます。

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②空気が入らないように、ギュッとまるめます。
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はい完成。

 

さてそこに燃え盛る野外ストーブ。雪が残る寒い日だが、野外ストーブの熱で暖かく過ごせる。
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そこにチェーンソー屑燃料を投入。
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燃えたーーー。

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これはいけるぞ。

 

というわけで、実験は一応成功だ。

実戦に投入してみる。


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さきほどよりさらに大きいチェーンソー屑燃料を用意。


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よく温まった薪ストーブも用意。

 

そして、投入する。

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おお、下から穴が開くと多少木屑がこぼれていくが、まあ、よく燃える。

ちょっと火力が落ちてきた時のブースターとしては充分に活躍してくれそうだ。

なにより、木屑を袋にでもまとめて乾燥させておけば、新聞紙でくるんで簡単に作れるのがいいじゃないか。

また、チェーンソー屑がたくさん出たら作ろう。