フキノトウ、それは道端になんぼでも生えている食べきれないほどのごちそう
まだ、田舎暮らしを始めて間もないので、色んな山菜が、村の回りのどこに生える傾向にあるのか、ということが分かっていない。
ちょっとスタートダッシュに失敗したが、フキノトウの季節なので、家の回りを散策した。
それなりに生えていたが、一番多かったのは道向かいのおっちゃんの家の庭だった。
おっちゃんに許可を得て、庭のフキノトウを、たくさん採らせてもらった。
その日の夜ごはんは、フキノトウが主役だ。
水で洗ったフキノトウは汚れている葉やかたそうなところは切り落として、小麦粉をつけて、天ぷらにしていただく。
揚げると、独特の苦味がマイルドになって、野草嫌いの人でも食べられる。
さっと塩をふって揚げたてを食べるべし。
のこりは味噌汁にいれた。
色が悪くなるのは残念だが、春を感じる爽やかな苦味がうまい。
そして、冬の間にたまった老廃物をこの苦味がデトックスしてくれるのだ。
ビバ、フキノトウ。
そこらへんに生えまくっているのに、なんて美味しいんだ。
さて、そろそろ、夜になって薪ストーブをつけない日も出てきた。
太陽の季節が始まる。
しかし、その直前に使っていたマッチが底をついたので、買ってきた。
喫茶店とかキャバレーとか?で貰える小さい箱のマッチと違って巨大な箱に大量のマッチ棒が入っている。
なんか新鮮だ。
しかーし。これ、どうやって開けるんだろう。
全く分からない。
と、思ったら上にミシン目があるぢゃないか。
おお、なんか、昭和(笑)。
こんだけ入って198円だ。安いね。
しばらく、こいつがあれば着火は心配なしだ。