薪ストーブ原生代21 江戸時代の桧
某小学校の前にある由緒ある神社に樹齢200年は超えているであろう桧(ひのき)の古木がある。
なんと、その桧が少しずつ傾いているらしい。すぐに倒れることはないけれど、傾いている方の枝を伐採して、重心を反対側に向けようという作業が行われていた。
そして、その伐採した枝を少し貰えることになったので、家に持って帰った。
貰ってきた枝が左の玉、樹齢25年ほどの普通の杉の幹が右の玉だ。
さすが江戸時代から生き抜いてきた桧。枝だけでも、そこらへんの植樹された杉の幹よりも断然太い(笑)。
上から見てみよう。
同じ針葉樹のはずだが、年輪のできかたが全く違う。
拡大しなくても数えられそうな右の杉と比べて、左の桧は、拡大しても細かすぎて年輪が把握できない。
みっちり混んだ年輪。さぞかし割りにくいだろうと思ったら、あっさり半割りにできた。
なんか怪しいオーラを放っているようにも思える。
こんな神木、焚いていいのだろうか?
神社の神事なんかでは焚くらしいが。
そのときが来たら、お祈りしてから焚くとしよう。