これは薪棚2号機。前後2列満載に積み上げているので、ほぼ2.5立米の薪が収納されている。
まあ、いきなり薪棚2号機と言われても困る、という方は、まずこの昔の画像でおさらいを(笑)。これは今年の2月頃の1枚。
その上で、この薪棚がどういう経緯で作られたかは、過去の記事を見てくだされ。
薪ストーブ始生代78 薪棚2号機完成 - 薪ストーブクロニクル
この薪棚には後列にくぬぎを中心とした極上の薪を積み上げ、前列にはボケ薪や針葉樹の薪を積んだ。
夏頃から、今シーズン使える薪を整理しようと思っていたので、今日は薪棚2号機のうちの、手前に積んだボケ薪や針葉樹を整理してみよう。
もともと枯れ木やボケた木なので、乾燥期間が短くてもいいはずだ、という予想と、あとは見た目があまりよろしくない薪たちなので早めに焚いてしまいたい、という理由で、このボケ薪を今シーズンの先発ピッチャーに任命することにした。
さて、その「先発薪」、冬に薪割りしていたときは適当に割っていたので、かなり大割りの薪だった。
このまま焚くのはストーブにもあまりよろしくなさそうなので、小割りにして別の場所(薪の搬入口に近い場所)まで移動させることにした。
冬に割った薪を、さらにえいやえいやと小割りにして移動させていくと、前列のボケ薪をすべて割り終える頃には、それらの薪がこんな風に別の場所に積み上がった。
それぞれを二等分、三等分に割り直したので、かなりたくさんの薪になった(ように見える。当然のことながら体積は変わらない)。
あまりいい薪ではないのですぐに燃え尽きるだろうが、まあ先発薪なので、こんな感じの陣容でいってみることにする。
美薪を割る
さて、薪棚2号機の前列が空いたので、別の薪を並べてみたくなるのが人情というもの。
先日貰ってきて、朝っぱらからチェーンソーで玉切りした雑木がいくらかあるので、これを割って空いたスペースに積み上げたくなった(笑)。ちなみにその雑木についてはこちらで復習を。
「薪ストーブ原生代③ 幸先よく原木を手に入れる - 薪ストーブクロニクル」
節のないものは、普通にフィスカースのX25でがんがん割れる。
しかし、大きめの節がある玉は、フィスカースのハンマー斧が必要だった。
2本の斧を使い分けて、さくさく割り終える。
なかなか白い肌が綺麗な美薪だ。
満を持して、ボケ薪がいなくなった薪棚2号機の前列にこの美薪を並べてみた。
こうやってみると、たいした量じゃないんだけど、まあそれでも薪貯金ができたなぁと嬉しくなる。
ちなみに後ろのくぬぎは今年の2月から3月頃割ったように思うので、半年強しか経っていない。
焚くのは早くても来シーズン。もちろん、今割り終えた白い美薪も来シーズン以降に焚くのだろう。
楽しみがまたひとつ増えた。