薪ストーブ原生代41 コナラの薪割り。コナラの薪棚。
4月に入ってまもなく、寒波襲来。
雪解けを楽しんでいたはずの山は、またしても真っ白に。
思わぬ雪で、仕事が休みになった。
神の恵みだ。
さて、コナラ病にかかり、まるで取りつかれたようにコナラを集めまくっていたこの数ヶ月。
とはいえ、我が家の周辺ではコナラはあまり見かけないので貴重な樹種ではある。
おいそれとは手に入らなかった。
人間誰しも無い物ねだりが悲しい性だ。
なかなか無いとわかれば、なおのこと欲しくなる。
で、かき集めた。
それだけに飽きたらず、ひとつの薪棚の壁一面をコナラで埋め尽くしてみたいという、薪ストーブユーザーにしか理解できないであろう、無邪気な願望に取りつかれた。
今回埋め尽くすのは、真ん中の薪棚、通称「薪棚1号機」
ちらっとみると埋まっているように見えるが、それは奥の列。今回コナラで埋めるのはその薪棚の前列部分だ。
見えている部分さえコナラならいいのだ。なんせ見栄っ張りなもので。
で、割っては積む、という作業に没頭したいところだが、いかんせん、晴れの日の休みが全然なかったので、仕事終わりや出勤前にこつこつ割った。
さらにこつこつ。
あと一息こつこつ。
いよいよラストスパートこつこつ。
何?後ろの列の薪とかぶって分かりにくい?
では、どんな感じて増えていったか、ラインを引いてみよう。
①こつこつ。
②こつこつ。
③こつこつ。
④こつこつ。
見事にコナラで埋め尽くすことができた。
なお、薪棚1号機は左右の壁面の建屋強度に問題がみられたので、左右と真ん中を井桁積みにして、壁にかかる力を分散させることにした。
井桁にすることで、空気の通りも良くなるし、乾燥も早まるだろう、知らんけど。
久しぶりの晴れた休みかと思いきや、午後から時雨れてきたが、もうやけくそで、濡れながら玉切り作業に移行した。
↑クヌギ、コナラ、樫のビッグ3揃い踏みの玉。
若干杉桧が混じっているのはご愛敬。
その他、細い腕薪はそのまま積んでおいた。
いやーよく働いた。
玉切りと薪割りと薪運び。
しばらく薪活はしなくていいぞ。
というか、これから夏野菜の畑活が忙しくなるので、ぜひとも薪活に目処をつけておきたかったのだ。
終わってよかった。
おまけ
我が家の愛猫の水飲み器の台を、コナラで作った。
アンニュイな表情からは、気に入っているのかいないのか、よく分からないけど、まあいいや。
いかに季節外れの寒波が襲来したとはいえ、薪ストーブシーズンもいくらなんでもあとわずかだろう。
シーズン終了宣言が出たら、今年の薪の消費量、つまり薪が足りたのか、という反省会をする予定だ。
それまで、今シーズンはあと少ししかない薪ストーブの温もりを思う存分楽しみたいと思う。