薪ストーブ前史36 ネスターマーティンS33登場
ついに薪ストーブが導入された。
機種はベルギーの薪ストーブメーカー、ネスターマーティンのS33だ。
自分で作った薪ストーブランキングでは2位だった機種だ。
おすすめ薪ストーブメーカーランキングベスト30その③~いよいよトップ10の発表!~ - 薪ストーブクロニクル
このランキングはどの薪ストーブが優れているか、というランキングではなくて、自分の欲しい順に並べたとも言えるので、それなら1位の薪ストーブ(1位はバーモントキャスティングのアンコール)を導入すればいいじゃないか、と突っ込まれそうだが、色々考えてこの機種になった。
素朴な無垢の木の家にピッタリの、シンプルな外観が気に入っている。
サイズは小さい方のS33だ。
人気があるのはS43の方だが、家自体が平屋で26坪ほどの小さな家なので、ストーブも小さい方で十分なはずだ。
実際の暖房性能や使ってみた感想については、ポカポカの春真っ盛りに導入されたこともあり、今はお伝えできないが、シーズンが訪れたらまた書いてみたい。
B-topというタイプをチョイスした。Bトップとは、煙突の背面出し(バックトップ)のことだ。
天板が有効に使える上に、もともと煙突が出ていた位置にクッキングプレートをつけているので、この丸い場所では高温調理が可能だ。しかも、このクッキングトップの熱が暖房性能を少し高めてくれるらしい。
ありがたいことだ。
いいこと尽くしのB-topだが、欠点もあって、煙突がストレートではなくなってしまう。
まっすぐ立ち上げた煙突だが、炉内から後ろに煙や排熱が出ていくので、一度煙突が曲がっていることになるのだ。
つまりその分少しだけ抵抗ができてしまうというわけだ。
まあ、微々たる欠点だが。
炉台から煙突の先まで含めた様子はこんな感じだ。右側の炉壁は扉の関係で少し面積が狭くなってしまった。熱養生のために、ここにだけ遮熱板を置く予定だ。
まあとにかくこれでついに薪ストーブライフが幕を開けることになる。
実際にバリバリ使っていくのは、半年先の秋以降になるので、まだ嬉しさ半分、実感のなさ半分、といったところだが‥。