薪ストーブクロニクル

食とエネルギーの自給を目指して

薪ストーブデボン紀(6th Season)

薪ストーブデボン紀⑨ 春の祭典、針葉樹薪の実力、そして次回予告

ふきのとうに始まる春の祭典が始まった。 そう、春に順々に芽吹いていく、山菜や野草たちのパレードだ。 2月後半のまだ雪の溶け残る棚田を歩くと、真っ先に春の訪れを告げるふきのとうが顔を出す。 その小さなつぼみをいただいて、天ぷらにする。ふきのとう…

薪ストーブデボン紀⑧ 大雪で樫の薪棚が崩壊。切り干し大根を作る。

崩壊したときが、焚き時だろう。 いきなり、なんの話かというと…。 大雪で樫の薪棚が崩れた。 もともと屋根として置いていたトタンが不安定だったので、不思議はないが。 雪の重みで屋根が落ちたとき、薪棚の上半分の薪も運命を共にして崩れてしまったようだ…

薪ストーブデボン紀⑦ 薪棚マネジメントも楽じゃない

薪の移動が好きだ。 乾燥した薪を、玄関前のスタンバイ用薪棚に移動させたり、新しく入荷する予定のフレッシュな薪たちのために、薪棚を空けて、薪棚をマネジメントするのは薪ストーブユーザーの日常業務だ。 今年の薪はこの薪棚の薪を使おう。 来年用の薪の…

薪ストーブデボン紀⑥ 今年が終わる前に、短い焚き付けを作ろう

冬が始まる。 今年は秋が来るのも少し遅かった感じで、そのまま晩秋が続いていた気がする。 近くの山もなかなか冠雪せず、かといって暖かいわけでもなく、雪のない枯れ野の風景がいつまでも続いていた印象。 それが、一転。一気に冬が始まったように感じる。…

薪ストーブデボン紀⑤ 薪は沈む。風が冷たくなり、キノコは現れる。

今回はナメコの話だ。 しかしその前に、薪ストーブブログらしい話を…。 薪は沈む。 とてもシンプルな事実だ。 それを証明する画像があるので載せておこう。 ↓この薪棚の左上を定点観測してみた。 拡大してみる。 ↓これが現在の姿。 ↓撮影した角度が少し違う…

薪ストーブデボン紀④ 原木栽培の椎茸、ついに成功せり

原木栽培椎茸なんて、木に菌を打てば簡単にできると思っていた。 それでも、一応育て方を調べて、手順を守って栽培してみた。 ①菌打ちから 原木椎茸となめこを育てる~きのこの菌打ちをする - 薪ストーブクロニクル ②仮伏せ 原木椎茸の仮伏せ~冷やさないよ…

薪ストーブデボン紀③ 銀杏と初焚き

銀杏の季節だ。9月末から10月の頭にかけて、近所の神社を散歩すると、独特の匂いで満ち満ちている。 落ちてる落ちてる。大量の銀杏だ。 むせかえるような、あの匂いがこの空間を支配していて、なかなか強烈だ。 最近知ったとこだけど、銀杏の粒にも大きさ…

薪ストーブデボン紀② まさかこんな日が来るとは

借りている土地にある大きな栗の木が今年も大粒の実をつけた。少し採らせてもらって栗ご飯にしていただいた。 栗は落ちているイガグリを拾う方が楽だけど、まだ若い枝についているイガグリを高枝バサミで落として収穫した方が美味しい。 実も柔らかくて皮も…

薪ストーブデボン紀① 台風の通過とともにシーズンイン。プリッキーヌの話

うちのブログでは9月が薪ストーブのシーズンイン。 今シーズンで6年目だ。 試行錯誤しながらも5年間薪ストーブと関わってきて、さすがに少し慣れてきた気がする。 小割りにする焚き付けの用意なども、割りやすそうな杉の選定から、ある程度の大きさまで割…