薪ストーブクロニクル

食とエネルギーの自給を目指して

2017-01-01から1年間の記事一覧

薪ストーブ始生代49 茶畑山でくぬぎの倒木退治②

近所のおっちゃんの好意で貸してもらっている山(通称茶畑山)に来て、くぬぎの倒木を片付ける作業をしている。 完全に倒れたモノが3本、倒れて隣の木に引っ掛かって傾斜したものが3~4本ほどあり、いつ崩れたり倒れたりしてくるかわからないので、危険な…

薪ストーブ始生代48 茶畑山でくぬぎの倒木退治①~まずは一本

山への入り口は杉の倒木に塞がれ、チェーンソーは壊れ、仕事は忙しくなり、体もだんだんガタが来ている気もするが、とりあえず山仕事だ。 近所のおっちゃんが貸してくれている茶畑山の核心部まで道を切り開き、チェーンソーのチェーンも交換し、 くぬぎの倒…

薪ストーブ始生代47 ティンバージャッキ登場

いつもお世話になっている薪ストーブグッズの通販、「暖炉屋さん」で、ティンバージャックを購入した。 久しぶりの新しい薪ストーブアイテムだ。 山で木を切る機会がこれからずいぶん増えそうなので、しかも並みの太さの木ではないので、チェーンソーでの玉…

薪ストーブ始生代46 薪小屋の屋根のコーキング(なんちゃって)

夏に汗をかきながら作った初めての薪小屋。 薪ストーブ前史・総集編⑧「薪棚の新設」編 - 薪ストーブクロニクル その後三回ほど台風の強風(時に暴風雨)をガンガンに受けたが、なんとか壊れることなく無事に生き残っている。 しかし、問題もある。 屋根に在…

薪ストーブ始生代45 焚き付けの端材を貰ってくる

寒さが本番を迎える前のこの季節。 まあ、つまり晩秋ということになるが、この季節は太い薪よりも細い焚き付け材や小割りの針葉樹の量がとても気になる。 もうびっくりするぐらいどんどん消費するからだ。薪の消費よりも、焚き付けの減りが気になって、早起…

青ナスの歴史~今までの歩み&ついに種取り完了

青ナスは今年の3月の末に種を蒔いて、20日後に芽が出た。 青ナスと万願寺がついに芽を出した - 薪ストーブクロニクル そして5月に畑に苗を定植して、 夏野菜の定植①第一陣を植える - 薪ストーブクロニクル 8月にようやく収穫。 青ナス(白なす)の収穫 - …

薪ストーブ始生代44 栗の木の枝のお片付け②~悲劇のチェーンソー

前回からのつづきだ。 家の近所の空き地の栗の木の枝がボキボキに折れたので、枝を貰いがてら、片付けに行った。 一通り、貰うものと、その場で焼いてもらう葉っぱつきの小枝に選別して、後日それらを取りに行った。 こんな風に大振りの枝を集める。 さすが…

薪ストーブ始生代43 栗の木の枝のお片付け①~栗の枝ってはぜるの?

地面に大量のイガ栗。 栗拾いにやって来たわけではない。 近所で栗の木が派手に折れたので欲しかったら持って帰っていいよ、と言われて、もらいに来たのだ。 とは言え、完全に折れたわけではなく、大振りの枝が何本も台風で折れて、そのままになっていたらし…

薪ストーブ始生代42 焚き付けのスタートに杉の葉っぱを使ってみる

田舎ならどこでも手に入る?杉の葉っぱ。 昔から、風呂焚きなどでよく使われていて、僕も子供の頃、よく使った記憶がある。 葉の先が、まるでブリーチやドライヤーで酷使されまくった長髪の枝毛のように、非常に細かく枝分かれしているので、あっという間に…

薪ストーブ始生代41 ネスターマーティンS33の朝の熾火

ネスターマーティンS43という最高クラスの出力の薪ストーブで、朝に熾火が余裕で残っている、というブログの記事を昔よく読んだ。 少ない空気でゆっくり燃やすネスターマーティンは、そもそも熾火が朝まで残りやすいので、空気をギリギリまで絞ることなく、…

薪ストーブ始生代40 松の薪にはえた、正体不明の黒いやつ。ムラサキホコリってなんだ?

本格的な寒さが訪れるのはもう数週間後だろうか。気温は10℃を切ることもあるが、まだまだこの寒さでは冬とは呼べない。 そんな晩秋というべき最近、主力で焚いているのは、杉や松といった針葉樹がメインだ。 広葉樹も焚くことがあるが、まだ短い薪や小割りが…

薪ストーブ始生代39 ネスターマーティンのピザ用スタンドでグリル料理を試してみる。

ネスターマーティンのピザを焼くための純正スタンドで何度かピザを焼いている。 底が焦げないようように2重構造になった底板は、非常に使いやすくて失敗しにくい。 そのピザ用スタンドを他の料理にも使えないか試行錯誤中だ。 グラタンやグリル料理のとき、…

薪はケチャップみたいなもの。貰えないときは全然貰えない。貰えるときはドバドバ貰える。

日本を代表するフットボールプレイヤーの一人、本田圭佑がかつてこんなことを言っていた。 ゴールはケチャップみたいなもの。出ないときは全然出ない。出るときはドバドバ出る。 これは、まさに原木を探し求めてさまよう薪ストーブユーザーにも当てはまるよ…

サッカー・ペルー代表のW杯プレーオフ

今日は薪ストーブ一切関係ないです。かの国の国技、フットボールについてのダラダラと長い記事です。 サッカーに興味のない方はすっ飛ばしてください。 以前、サッカーネタでこんな記事を書いていた。 サッカー・W杯出場国について - 薪ストーブクロニクル …

薪ストーブ始生代38 茶畑山で薪仕事④~くぬぎの倒木を発見する!

茶畑山。 山頂に茶畑が広がっているので、勝手に命名した。 その中で、となりのおっちゃんが所有しているエリアは台風で通路が塞がれていたのだが、障害となるものは全て取り除いた。 今回はその茶畑山の核心部がどのようになっているかを、満を持して紹介す…

薪ストーブ始生代37 茶畑山で薪仕事③~山への通路を整備する

先日、茶畑山の核心部へと至る道の杉の倒木を撤去して、とりあえずの通路を確保した。 しかしながら、その道にはいまだ大量の杉や桧の枝が落ちている。 それらを全て取り除いて、車ですっきりアクセスできるようにしてしまうのが、今回の目標だ。 フィスカー…

薪ストーブ始生代36 茶畑山で薪仕事②~バームクーヘン杉を割る

先日のつづきだ。 木を切りに茶畑山に入っていったら、枝木が山への道を封鎖してしまっていたので、チェーンソー片手にそれを退治しに向かったところまでは書いた。 よくみると、通路を塞いでいたのは杉の木だった。台風で完全に横倒しになっている。 まずは…

薪ストーブ始生代35 茶畑山の薪仕事①~道が枝木で封鎖されてるぢゃないか

我が家のある、山の中腹の集落。 昔から代々そこで暮らす村人?のみなさんは、どこの家もだいたい自分の山を持っている。 うちの家はここからここまで、うちはこの部分、という感じで、山の中に線引きがなされていて、それぞれの土地を管理しているようだ。 …

玉を割ったら中からおかしなものが出てきた

使用済みの椎茸のほだ木をもらったので、適当に割って使うつもりで、しばらく置いておいた。 そうしたら、なんとまだ菌が生きていたみたいで、椎茸が発生してきた。 そんなこともあって、なかなか割れずに置くことになってしまった。 1ヶ月ほど放置していた…

薪ストーブ始生代34 原木を入手する~神社の薪③

神社の裏の森で倒木を貰うことになり、玉切りして、少しだけ持って帰ったところで陽が暮れた。 そして次の日。 奥さんと二人でせっせと家の駐車場まで運んできた。 これは、まだ名前のわからない常緑樹の広葉樹。 名前が知りたい。 どんな割り味か、ひとつだ…

薪ストーブ始生代33 原木を入手する~神社の薪②

昨日のつづきだ。 神社の裏の森で、台風で倒れた木を貰えることになり、チェーンソーを持って森の奥の広葉樹が倒れている場所で手頃な広葉樹を玉切りした。 そしてふと隣をみると、先程切っていた広葉樹よりずっと太い、おそらく直径が30㎝を超えるような、…

薪ストーブ始生代32 原木を入手する~神社の薪①

先月、大きな被害を出して通りすぎた台風21号。 我が家の近所にある神社にも大きなひがいをもたらした。 境内には、強風で折れた杉やひのきの枝や葉っぱが足の踏み場もないくらいに山積し、それを片付けるのをご近所のみなさんと一緒に手伝っていた。 そのと…

薪ストーブ始生代31 ネスターマーティンS33に入る薪の長さ

まだ薪ストーブを導入する前のこと。 いろんな機種を調べているときに、選ぶ基準として「ストーブに入る最大の薪の長さ」が重要だということが書いてあった。 自分で薪割りをするつもりなら、あまり長い薪が入らないストーブだと、玉切りの手間も薪割りの手…

薪ストーブ始生代30 柿の木の薪がカビた

9月。まだ真夏日を記録するような暑い日もあった。そんな時に依頼されて伐採した柿の木。 こんな風に伐採して↓ 薪ストーブ始生代⑧柿の木を伐採する - 薪ストーブクロニクル そのあとすぐに薪割りした↓ 薪ストーブ始生代⑨柿の木を割ってみる - 薪ストーブク…

コナン・ドイル『四つのサイン』を読んで~まさかあのシャーロック・ホームズが?~薪ストーブ的読書のすすめ①

寒く、そして陽も短くなってきた。 あの暑かった夏のように、夜7時まで外で活動をする、なんていうことはもはやできない相談だ。 雨降りのときも、外仕事なんて無理無理。 そんなときはスマートフォンの電源を落として読書をしよう。 ときどき、薪ストーブ…

薪ストーブ始生代29 薪の動線と折りたたみ式薪棚

「薪の動線がものすごく大事らしい」 という記事を、まだ導入前に薪ストーブのブログなどで実に頻繁にみかけた。 割った薪は、薪棚から薪ストーブの前まで運んで焚かないといけないので、当たり前といえば当たり前だ。 しかし、薪ストーブを実際に焚いてみる…

晩秋のミケリアとごっすん

秋が深まってきた。 五月に子猫の時に出会ったミケリアとごっすんもすっかり一丁前の猫になってきた。 とはいえ、まだまだ中身は子猫だ。かわいいったらありゃしない。 そんな白ねこのミケリアとさびねこのごっすんの秋のスナップショットだ。 まず、ストー…

薪ストーブ始生代28 薪ストーブクッキング~焼きリンゴを作る

台風による停電で電気が使えなかった夜。 寒さをしのいで灯りをとるために薪ストーブをつけていた。 停電は断続的で、ついたり消えたりしながら不安定な状態が続いていた。 暗闇のなかでは本も読めないので、薪ストーブクッキングをして遊ぶことにした。 作…

薪ストーブ始生代27 薪ストーブクッキング~ピザに初挑戦

念願の薪ストーブピザに初挑戦だ。 定番といえば定番だし、ベタといえばベタだが、「薪ストーブで焼くピザ」という響きには、なんともいえずそそるものがある。 今までの暮らしから考えると、非日常の薪ストーブで非日常のピザを焼く、という「非日常×非日常…

保存食を作る・新生姜の酢醤油漬け

新生姜の季節だ。 毎年作る保存食を紹介する。 「新生姜の酢醤油漬け」だ。 作り方はとても簡単。 まずは新生姜をサッと洗って、細かい千切りにする。 それを瓶に入れて、酢と醤油を1対1で混ぜた酢醤油を上からヒタヒタになるまで注ぐだけ。 上の画像では、…