薪ストーブ始生代(1st Season)
色んな経緯で原木(というか、倒木)の情報がやってくる。 今回は東京に住んでいる兄が、友人の所有する雑木林の木が倒れているからよかったら切って持っていってもいい、という旨の連絡をして来た。 そんなこと言われても場所が遠かったら厳しいなぁと思っ…
12月も後半戦。寒さが厳しくなってきた。 最近はかなり太い薪も焚いている。 よく乾燥していれば、あまり太さは関係ないらしい。本当か? 試してみよう。 ある日の晩酌タイム。絶好のチャンスが到来する。 今夜はいいのが入ってる。 こいつを焚いてみよう。 …
おいしい生クリームが手に入ったので、リンゴのタルトを(奥さんが)作ることになった。 せっかくなので、オーブンレンジではなく薪ストーブで焼いてみようということになった。 タルト生地から手作りだ。 うちの奥さんがせっせと作っていて気づいたらここま…
12月の頭から焚き始めたら、薪棚の薪がどれくらい減っていくか、という定点観測企画だ。 12月の14日の朝に下の架設薪棚の2杯目が空になった。この薪の量で平均1週間焚いているようだ。 なくなったので早速上のように補充した。これで3杯目だ。 すると、薪…
10月23日に日本を襲った台風。 その、強風は僕の住む集落に、過去に40年、村人たちにもあまり記憶がないほどの被害をもたらした。 山で、神社で、畑で、木が何十本、何百本と倒れた。 そのうちのほんの一部だが、切って薪として有効活用させてもらえることに…
茶畑山を片付けていて、最後の最後まで残った原木。 傾いたくぬぎを斬り倒して120㎝~160㎝の長さに切った状態で放置していた。 いかんせん、木自体が太めで、重く、しかも足場の悪い斜面に転がっていて、動かしにくかったのだ。 軽トラではアクセスできない…
近所のおっちゃんの好意で使わせてもらっている、茶畑山での作業も大詰め。 前回はここまで進んだ。 薪ストーブ始生代55 ついにユンボ登場~くぬぎの倒木をどんどん片付けていく - 薪ストーブクロニクル 薪ストーブ始生代57 傾いたくぬぎの撤去~チェーンソ…
ある12月の朝。 六時くらい。 ストーブのドアを開けると燠がこんな感じで残っていた。寝る前に特に満杯の薪を詰め込まなくても、大きめの薪をひとつ放り込んで、火が全体に回るのを見届けてから、空気をしぼって目盛りを2より少し1寄りに、つまり1.8ぐらいに…
このところ休みの度に、茶畑山でせっせと倒木を片付けている。 山をきれいにしているのだが、もちろん主たる目的は木を集めることだ。 その場でどんどん玉切りして、せっせと軽トラに運んで薪場に運び込んでいる。 茶畑山の近くにある第二薪場にかなりたくさ…
神社の裏の森で貰ってきた倒木(ヤブニッケイや椎の木)、そして茶畑山から少しだけ持ってきたくぬぎ。 いつもチェーンソーばかり使うのも疲れるので、たまには気分転換に斧に持ちかえてパカパカとそれらを割っている。 下に横木を並べて、その上に適当に井…
最初に持ってきた薪、約0.3立米は12月7日の朝に焚いたら全てなくなった。 およそ、6日プラスアルファ、というところだ。 外の薪棚も室内の薪棚もこの通りきれいさっぱり空になった。 早速、薪棚に薪を補充する。 すると、薪場の喫茶店薪はこんな風になった…
新たな薪場を借りることになった。 二つ目の薪場なので通称「第二薪場」。 茶畑山で切り出したくぬぎの多くはこちらに運び込んでいくことにした。 今までは、主に畑の脇を薪場として使っていた。 これが第一薪場だ。 薪割りや玉切りも始めはここでしていたの…
あまりに莫大なくぬぎの倒木の量に、ちっとも終わりが見えてこない茶畑山での作業。 台風が来たのは10月23日だから、すでに50日以上が経過しているが、なかなか作業も進まず、まだ、ゴールはさっぱり見えない。 それはリアルに嬉しい悲鳴だと言うべきだろう…
前回までの話の続き。 広場に倒れてきた倒木の、見えている部分は全てチェーンソーで玉切りして、片付けた。 広場は一旦、元通りの何もない場所に戻った。 しかし、見えている部分を切っただけなので、根本の倒れている極太の部分がまだ3メートル以上横たわ…
時間を見つけて、というか無理矢理作って、週末などは二日連続で茶畑山にこもりっきりだ。 12月に入って、いつ雪が降り出すかわからない。雪が積もれば、さすがに山での作業は厳しい。 だから、雪が大地を覆ってしまう前に、少しでも木を切り、運んでしまい…
12月になったら始めようと思っていたことがある。 それは薪棚の定点観測だ。 11月末の段階でメインの薪場はこんな感じだった。ここには写っていない針葉樹の薪や、真ん中の桜や右側の短い広葉樹薪を焚いてここまでを凌いできた。 さて12月ということで、ここ…
台風で折れた栗の木の枝掃除。 2回分の記事で、色々あって作業は中断していた。 薪ストーブ始生代43 栗の木の枝のお片付け①~栗の枝ってはぜるの? - 薪ストーブクロニクル 薪ストーブ始生代44 栗の木の枝のお片付け②~悲劇のチェーンソー - 薪ストーブクロ…
日中は暖かくても、陽が落ちると一気に寒くなる。 薪ストーブの熱を利用して手軽に暖まるなら、足湯が最高だ。 ストーブトップの最も高温になる場所にたっぷりのお湯を沸かして、ホーローのタライに入れて温度を調整する。 足を入れれば極楽だ。 薪ストーブ…
秋晴れが広がって紅葉が美しい11月後半のこと。 平日の午前中が半日だけ休みだったので、山へ入る。 前回の片付けで、山の広場はここまですっきりした。 次はこの一番極太のクヌギだ。 まず、左側にちょろっと見える短めの枝を、根本から切り落とす。 これを…
近所のおっちゃんの好意で貸してもらっている山(通称茶畑山)に来て、くぬぎの倒木を片付ける作業をしている。 完全に倒れたモノが3本、倒れて隣の木に引っ掛かって傾斜したものが3~4本ほどあり、いつ崩れたり倒れたりしてくるかわからないので、危険な…
山への入り口は杉の倒木に塞がれ、チェーンソーは壊れ、仕事は忙しくなり、体もだんだんガタが来ている気もするが、とりあえず山仕事だ。 近所のおっちゃんが貸してくれている茶畑山の核心部まで道を切り開き、チェーンソーのチェーンも交換し、 くぬぎの倒…
いつもお世話になっている薪ストーブグッズの通販、「暖炉屋さん」で、ティンバージャックを購入した。 久しぶりの新しい薪ストーブアイテムだ。 山で木を切る機会がこれからずいぶん増えそうなので、しかも並みの太さの木ではないので、チェーンソーでの玉…
夏に汗をかきながら作った初めての薪小屋。 薪ストーブ前史・総集編⑧「薪棚の新設」編 - 薪ストーブクロニクル その後三回ほど台風の強風(時に暴風雨)をガンガンに受けたが、なんとか壊れることなく無事に生き残っている。 しかし、問題もある。 屋根に在…
寒さが本番を迎える前のこの季節。 まあ、つまり晩秋ということになるが、この季節は太い薪よりも細い焚き付け材や小割りの針葉樹の量がとても気になる。 もうびっくりするぐらいどんどん消費するからだ。薪の消費よりも、焚き付けの減りが気になって、早起…
前回からのつづきだ。 家の近所の空き地の栗の木の枝がボキボキに折れたので、枝を貰いがてら、片付けに行った。 一通り、貰うものと、その場で焼いてもらう葉っぱつきの小枝に選別して、後日それらを取りに行った。 こんな風に大振りの枝を集める。 さすが…
地面に大量のイガ栗。 栗拾いにやって来たわけではない。 近所で栗の木が派手に折れたので欲しかったら持って帰っていいよ、と言われて、もらいに来たのだ。 とは言え、完全に折れたわけではなく、大振りの枝が何本も台風で折れて、そのままになっていたらし…
田舎ならどこでも手に入る?杉の葉っぱ。 昔から、風呂焚きなどでよく使われていて、僕も子供の頃、よく使った記憶がある。 葉の先が、まるでブリーチやドライヤーで酷使されまくった長髪の枝毛のように、非常に細かく枝分かれしているので、あっという間に…
ネスターマーティンS43という最高クラスの出力の薪ストーブで、朝に熾火が余裕で残っている、というブログの記事を昔よく読んだ。 少ない空気でゆっくり燃やすネスターマーティンは、そもそも熾火が朝まで残りやすいので、空気をギリギリまで絞ることなく、…
本格的な寒さが訪れるのはもう数週間後だろうか。気温は10℃を切ることもあるが、まだまだこの寒さでは冬とは呼べない。 そんな晩秋というべき最近、主力で焚いているのは、杉や松といった針葉樹がメインだ。 広葉樹も焚くことがあるが、まだ短い薪や小割りが…
ネスターマーティンのピザを焼くための純正スタンドで何度かピザを焼いている。 底が焦げないようように2重構造になった底板は、非常に使いやすくて失敗しにくい。 そのピザ用スタンドを他の料理にも使えないか試行錯誤中だ。 グラタンやグリル料理のとき、…